インターネット上のメールの送受信はまだまだ重要な通信システムのひとつです。
メールを送信した時に何らかの問題でメールを送信できないことがあります。
メール送信時の問題点について解決方法を探っていきたいと思います。
SMTPサーバーの問題
SMTPサーバーとは、送受信する配信プロセスのほとんどを処理しているサーバーとなります。
メール送信のエラーについてはこの SMTPサーバーが関与していることがほとんどです。
送信のエラーに関するチェックリスト
ネット接続がされているかどうかの確認
そもそもネットに接続していないという問題が多々あります。
インターネットに接続しているルーターなどのLAN 回線wi-fi の接続について確認する必要があります。
パソコンのインターネットアクセスやスマホのネットワーク状況など設定画面で確認をしてください。
SMTPサーバーの接続確認
インターネットに接続されている場合でメール送信がエラーを起こす場合、SMTPサーバーの接続問題が多くあります。
送信したメールのエラーが、サーバーから帰ってくるデーモンについて、詳細を見てみると、「smtpサーバーに接続がされていません」という文言が見つかることが多くあります。
この場合メールの設定に誤りがある可能性が大きいです。
次にセキュリティソフトの影響を受けてメール送信がはじかれている可能性があります。
対処方法としてはメールソフトやシステムのID やパスワードなどの設定が正しいかどうかを確認する必要があります。
セキュリティソフトについては、メール送信のウィルスチェックの難易度についての状況をメール送信ができる状態に変更をします。
個人情報の保護設定や迷惑メール防止機能添付ファイルの送信についての可否などを自分の状況にあったメール送信の状態に合わせる必要があります。
セキュリティソフトの設定についてはそれぞれのマニュアルに沿って設定変更を行う必要があります。
SMTP接続が拒否される原因について
メール送信のエラーについてSMTP接続が拒否される問題があります。
なぜ smtp 接続が拒否されるのかの原因についてまとめてみたいと思います。
smtp 接続が拒否される原因について大きく二つあげることができます。
一つは、ウイルスに感染して不正な中継が行われている場合です。
メール送信に利用している smtp メールサーバーがopen proxyやオープンリレー生中継に利用されているという危険な状態になっているということが挙げられます。
サーバー会社に問い合わせる必要があります。
二つ目には、迷惑メールの大量送信に使われる手口で動的 IP アドレスが使われていることがあります。
メールサーバーについてopen proxy やオープンリレーの使用許可がされているプロバイダーのものについては、動的 IP アドレスを利用して迷惑メールの送信に乗っ取られることがあります。
現状ではこれらの問題についてサーバー会社がそれぞれに対策を行っているので現象としては発生頻度が低くなっています。
メール送信時にsmtp メールサーバーに接続できませんのエラーについて
メール送信をする個人のゴアから見た場合に「メッセージの送信 smtp メールサーバーに接続できません。メッセージを引き続き送信する場合にはサーバー管理者がインターネットプロバイダーに問い合わせをしてください。」と言ったエラーが表示されることがあります。
この場合はサーバーを管理しているプロバイダーなどが迷惑メール対策として導入しているシステムが影響しています。
対処法としてはメールソフトでの smtp のコートをプロバイダーの指定するポート番号に変更することで解決します。
メールソフトの設定で smtp ポートの設定変更の管理画面を出します。
多くの場合はポート番号を25番から465番、587番に変更することが多いでしょう。
フィッシングメール、迷惑メールについて大量送信のメールについては、インターネット上のプロバイダーが設置しているメールサーバーを経由しないで大量に送信されることが大問題になっています。
これらはメールサーバーの24番ポートを悪用して大量に送信されることがただあります。
メールソフトの設定で25番ポートを設定している場合は早急に変更する必要があります。
プロバイダーやサーバー管理会社についても25番ポートを廃止する動きになっています。
そして、smtp 認証を行う設定に変更することで解決することが多いです。
smtp 認証も暗号化をSSL/TLSで設定する必要があります。
利用しているプロバイダやサイバー会社のメール設定についての説明を参照して直ちに利用しているメーラーの設定を変更する必要があります。
インターネット上でメールを送受信する仕組みについて
そもそもインターネット上でメールを送受信する仕組みについてはどうなっているのでしょうか。
メールの送受信についてはインターネットのブラウザの閲覧などと違いメール専用のサーバーが必要となります。
メールの送信についてはメールサーバーを経由して受信者に送られます。
メールサーバーは smtpサーバー poop サーバーといったものが組み合わさって出来ています。
メールを送信するとインターネット上の住所録といったような役目を果たしている DNS サーバーを通して受信側のメールサーバーへ届けることになります。
SMTPサーバーの役割
SMTPサーバーは、送信メールを相手側のメールアドレスを管理しているサーバーへメールを配信する機能を持ったサーバーのことです。
SMTPサーバーは、メールを送信しDNS サーバーを通して送信する相手のサーバーを探し出します。
テキストデータや画像データなどをメールを送信するデータとして最適化をしてメールを送信します。
これらの機能はインターネットを管理しているプロバイダーのサーバー内で行われています。
プロバイダーのメールサーバーでは迷惑メールやウイルスを防ぐための対策を様々行なっています。
POPサーバーの役割
SMTPサーバーを経由した送信メールについてはPOPサーバーに届けられここでメールが受信されて保管されます。
POPサーバーは受信メールの保管場所となります。
メールの受信者がメールを閲覧する場合の手順は次のようになります。
メールソフトを立ち上げて、メールソフトはPOPサーバーから認証を受けます。
POPサーバーに保管されているメールをメールソフトまで受信する作業を行います。
そしてメールソフトでメールを閲覧することになります。
メールソフトではこれらのインターネットでのメールの送受信について様々のエラーが表示されるようにシステムが組まれています。
まとめ
それぞれのエラーメッセージによってエラーの解決方法を選ぶことになります。
最近ではパソコン上でメールソフトを立ち上げてメールを閲覧することは少なくなっています。
多くの場合はスマホやタブレットパソコンでも相互に一括管理のできるウェブメールが主流になってきています。
webメールの場合はこういったトラブルが管理会社がほとんど行いますのでメールの送受信のエラーというものも非常にまれになってきています。
情報のやり取りもSNSが終了になり直接のやり取りもSNS 上のダイレクトメッセージなんぞに置き換わりつつあります。
しかし企業間のやり取りや個人間での重要な内容についてはメールもまだまだ使われる場面も多くあります。
今回はメールの送信エラーについてまとめてみましたご参考までにどうぞ。
