総務省がスマホ低額プランを義務化とか言いだしたけど
通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤです。
13日の日経新聞に、「スマホ低額プラン義務化 総務省が料金抑制ルール」 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS02002_S4A810C1EE8000/ と報道されてました。
スマホの高額なパケット定額を選択の余地なくさせるような料金体系で月7000円なにがしの通信費を徴収して、巨大化していった携帯電話会社ですが、最近の動きでは、その「選択の余地なくさせる」ところを、もう少し「選択できるよう」にする動きが進んでいます。
日経新聞によると、記事の出だしはこんなんです。引用です。
総務省はスマートフォン(スマホ)の料金を抑制するため、2016年にもサービスを開始する第4世代(4G)携帯電話から新ルールを導入する。携帯電話各社に通信量が少ない利用者向けの低額プランを設けるよう事実上、義務づける。データ通信を多く使う利用者と少ない利用者の割合も報告させ、利用実態とかけ離れた料金プランしか用意されていなければ是正を指導する。年内に予定する4Gと呼ばれる次世代携帯向けの周波数の割り当てを審査する際に各社に料金計画の提出を義務づける。
具体的には通信量が多い人と少ない人に別々の料金を用意していなければ周波数を割り当てないことにする。・・・・・
記事の途中までですが、日経新聞の引用です。
総務省がすすめる低額プランの内容
2016年からの高速通信サービスで電波を割り当てる時の条件で、7GBの大容量を上限とした高額なパケット通信料金のみを料金体系として、お客さんに勧めるのではなく、パケットの利用状況にそって、少なめのパケットでの料金表も用意しなさいよ!ということです。
スマホ利用者のパケット使用量は、日本での平均は、2GBくらいだそうですから、ほとんどの人は、使ってもいないパケット通信のお金を払っていることになります。
月に7GBも使う人は、一部にはいるでしょうが、スマホだけで動画をバンバン見ない限り、普通に電話とネットを利用するくらいなら、1GBか2GBで十分です。
だいたいの家には、パソコン用にADSLか光通信がひかれていて、無線ルーターを設置している家が多くなってきました。
そんな通信環境では、自宅では、無線ルーターのWi-Fi環境になりますので、スマホも自動的に無線ルーターのWi-Fi通信を使っているはずです。
ですから、自宅にいるときには携帯会社の通信網でパケット通信は利用していません。
それなのに、「パケット通信費がオーバーしすぎると高額な通信料金を請求されますのでパケット定額で月5400円のコースに入らないと危険ですよ!」なんて、スマホを初めて契約するときなどは、携帯ショップのお姉さんにいわれて、「そんなものかな~~」ということで、新規契約をしたものです。
通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤがそうだったもんで高額のスマホの通信費月7000円なにがしを何年も払い続けていました。
スマホを持つということは、そういうものだと思い込んでいました。これ!携帯会社のワナですな。
この「携帯会社のワナ」をとうとう総務省が「ダメ!」といってくれました。総務省さんがんばれ!といいたいです。
でも、報道をみていると、1GBから2GBのコースで3000円前後に落ち着きそうな感じです。
これなら、2014年の夏に料金が改訂されるコースとなんら変わりません。その内容はこちらにまとめています。「携帯3社au、dokomo、Soft bankが値下げ競争?いえ格安SIMとの競争でしょ?」
au、ドコモ、ソフトバンクの携帯電話大手3社が、あたかも値下げと称して、パケット通信の利用実態に合わせた料金体系っぽいことを発表した内容です。
総務省が低額プランを発表したことの裏
総務省が低額プランを発表したことの裏を通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤ的に解明します。
今後の大手3社の携帯会社の「ぼろもうけ」の「ぼろ」をとろうとしているのか知りませんが、そうでもなさそうです。
通話しほうだいで通話料金を定額にして、あまり電話を利用しない人は、値上げになりますし、パケットの10GBとかのコースを作って家族で分け合えるとかのコースも作りましたが、これもトータルであまり値下げにどれほどかな?と思います。
それに一人者には、関係ないところです。パケットの利用実態に多少近づけた料金体系になりますが、まだまだです。
今回の「総務省が低額プラン」うんぬんの報道も、2014年の大手キャリアーの新料金体系を後追いして総務省が、「それくらいでいいよ!」とお墨付きを与えたような形じゃないかなと通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤ的には解釈してしまいます。
考えすぎでしょうか?性格悪いでしょうかね。
ソフトバンクが始めたYmobileでも似たような料金体系で月3000円ってところですね。
今までの月7000円よりは安くなってますが、まだまだです。格安SIMのNVNOの月1000円には及びません。
格安SIMのNVNOの月1000円の方法は、まいど、書きますが、「スマホ通信料金を格安にする方法・MVNOと格安SIM講座」「スマホ通信料金を格安にした実践記録」にしっかりとまとめてあります。
このサイトは、バカ高い通信費に革命を起こした格安SIMと格安スマホ、そして光通信の上手な利用方法を身に着けて、納得できる料金で納得した通信環境を手に入れることを目指して、その方法を私の経験をもとにまとめています。
総務省が月1000円レベルで高速通信ができるように指導して、携帯会社もそれにちゃんとしたがって、全国民が安く快適な通信環境のなかで暮らせるようになれば、このサイトも役目を終えます。
そうなったら、私もこのサイトでの記事更新を終了します。
でも、まだまだですね。
記事は書き続けなければならないようです。
「総務省がスマホ低額プランを義務化とか言いだしたけど」をまとめると
13日の日経新聞に、「スマホ低額プラン義務化 総務省が料金抑制ルール」という報道があって、従来のデータ通信での月7GBでのパケット定額5200円で基本料金とかいれて月7000円ほど払わないと持つことができなかったスマートフォンの高額な料金を見直しなさいという内容です。
高額な定額プランだけだったものをパケット通信の利用実態に合わせて、少ないパケットの料金コースを用意しなさいという指導です。
それでも、すでに、携帯各社は、多少の値下げで新しい料金体系をパケット通信の1GB、2GBのコースを創設しました。総務省の義務化というのは、これを後追いした感がありますが、方向としては、独占的で一方的な高額な料金体系に変化が起きています。
しかし、通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤ的には、まだまだです。月1000円のスマホライフが実現できる今、大手携帯キャリアーがどうしようとも、格安SIMと格安スマホ、上手な光通信の利用で家族全部ひっくるめて10000円の通信費で過ごしている通信料金節約ワザ.com管理人シム・セツヤ一家には勝てないでしょう!